見世物小屋
超短文書き散らしブログ
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006. 真っ赤な目(鰤 / 修兵と荻堂)
会話文小ネタ。
「あれ、檜佐木副隊長お疲れですね。締め切り明けですか?」
「………そうだよ、だから何だよ」
「あ、今『何でよりによってそういう時にこいつに会うんだ』って思ったでしょう」
「分かってんならいちいち絡むんじゃねぇよ…俺は眠いんだよ…」
「…ちょっと、目ぇ真っ赤じゃないですか。目薬処方しましょうか?」
「いいよ疲れてるだけだし、つかお前と綾瀬川からは薬物の類は一切貰わないと心に誓ってるから」
「えっ僕は綾瀬川五席みたくあなたをからかったりとか、そんなつもり無いですよ」
「嘘つけ」
「嘘じゃないですって~、からかってるんじゃなくて純粋に悪意ですから」
「余計悪ぃわ!!」
「まぁ普段はそうですけど、僕だって一応四番隊の端くれですからね。具合の悪そうな人は放っとけませんって」
「…いや、お前の腕の良さは不本意ながら認めざるを得ねぇが、俺に対する態度が信用出来ねぇんだよ」
「え~…僕、檜佐木副隊長の事こんなに大好きなのに…」
「純粋に悪意むき出しにしといて、何を抜け抜けと…」
「ヤだなぁ好きな子程いじめちゃうアレですって~」
「そうか、それでお前はあんなに伊江村三席をイジってるのか」
「それもそうなんですけど、僕があなたを『大好きだ』って言ったのは完全スルーですか」
「当たり前だろ、つか記憶に留めたく無ぇし」
「留めようと思っても何も留められないでしょ、今のあなたじゃ。何徹したか知りませんが、どうせ帰って半日も爆睡したら全部忘れちゃうんですよ」
「じゃ今のこのお前とのやり取りも全部綺麗さっぱり忘れられるって事だな。それは精神衛生上、実に好都合だ」
「…何かムカついて来ました、ちょっとこのままうちの隊舎来て下さい」
「はぁっ!?何でだよ!?」
「目薬と栄養剤あげますから。もちろんちゃんとしたのあげますんで、ちゃんと使って下さいね」
「いてっ…!ちょっ引っ張るなって…!」
「…そっか、現世で言う狼少年ってのはこういう気分なんだな」
「あ!?何か言ったか!?」
「いえ、別に何も~」
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